施設案内 東海元浜ふ頭

ページ番号1001955  更新日 2023年3月30日 印刷 

写真:東海元浜ふ頭の上空からの写真

概要

官民一体で銑鋼一貫体制の製鉄所を誘致

所在地である東海市の面積のおよそ6分の1を占める港内最大のふ頭で、巨大な製鉄所が立地しています。
中部は戦前から京浜、阪神と並ぶ工業地帯の1つでしたが、戦後、東海地方には特殊鋼メーカーが多い反面、普通 鋼材を供給する高炉メーカーがなく、製鉄業がその産業構造の弱点とも言われていました。
そこで、官民が一体となって、銑鋼一貫体制の製鉄所誘致活動が展開され、昭和33年、富士製鐵株式会社と愛知県、地元財界の共同出資による東海製鉄株式会社が誕生。地盤の堅いこの地に工場が建設されました。現在の工場の規模は、周囲約10キロメートル、東西約2キロメートル、南北約3キロメートルに及びます。
以後、この製鉄所を軸に、鉄鋼、電力、石油、化学の複合コンビナートが名古屋港南部地域に形成されていきました。
東海製鉄株式会社は、その後、富士製鐵株式会社、八幡製鐵株式会社との合併により、新日本製鐵株式会社名古屋製鐵所が発足。さらに平成24年に住友金属工業株式会社と経営統合し、新日鐵住金株式会社となり、平成31年4月に日本製鉄株式会社に商号変更。

港内最大の鉄鉱石・石炭の原料基地

延長約1キロの原料岸壁に大型原料船2隻が接岸

製鉄所には、水深13メートルから14メートル、総延長990メートルの原料岸壁と、1,323メートルの製品岸壁(外国船用水深10メートルから12メートル、延長873メートル、国内船用水深4.5メートルから7.5メートル、延長450メートル)が備わっています。原料岸壁には、大型船が2隻同時に係留でき、大型アンローダーを使って1日あたり最大約16.8万トンの鉄鉱石や石炭をおろすことができます。港内取扱の鉄鉱石と石炭のほとんどは東海元浜ふ頭から輸入されています。製品岸壁からは、コイル、鋼管、鋼板などが大型クレーンにより積み出されています。
日本製鉄株式会社のほか、ふ頭内には大同特殊鋼株式会社が、また、北対岸のふ頭には愛知製鋼株式会社などの特殊鋼メーカーが立地しています。

所在地
愛知県東海市

地図

map

関連画像

日本製鉄株式会社名古屋製鉄所の上空からの写真
日本製鉄株式会社名古屋製鉄所

エリア基本データ

ふ頭名称 東海元浜
旧名称 南2区
臨港地区面積 741.9ヘクタール
埋立完成時期 昭和33年7月23日から昭和50年12月22日
バース水深 4.5メートルから14メートル

東海元浜ふ頭の港内位置図

東海元浜ふ頭周辺民間計のデータです。

グラフ:鉄鉱石輸入

グラフ:石炭輸入

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