ナゴヤ・ポート・ニュース2005/monthly10No.50

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地球深部探査船「ちきゅう」入港

 海底下7,500m掘削を実現する地球深部探査船「ちきゅう」が9月16日(金)、金城ふ頭83号岸壁へ入港しました。
 この「ちきゅう」は、独立行政法人「海洋研究開発機構」が平成13年4月より建造を進められ、7月末に完成したばかり。名古屋での一般公開は、全国で3カ所目。
 全長210m、総トン数約57,100トン、海面からの高さも121mを誇る迫力ある姿は、荷役を行っている他船と比べても一際目に付きます。ただ接岸された岸壁は、SOLAS条約対象地区であり、一般公開も事前申し込みのあった親子らを対象に9月17〜19日に行われました。

 17日には乗船見学会オープニングセレモニーが83号岸壁エプロン上で開催されました。、地元からは、神田真秋 愛知県知事、名古屋港管理組合 山田孝嗣 専任副管理者、名古屋港利用促進協議会 橋治朗 会長の出席がありました。『愛知万博で世界の子どもたちに「ちきゅう」を披露する実行委員会』の名誉会長である森 喜朗前首相は、招待された海洋少年団の団員らを前に、挨拶の中で「宇宙の探査は、アメリカやロシアが先進国だが、地球深部探査は最新設備を擁した「ちきゅう」の活躍により日本がリードしていくだろう」と述べられました。
 主賓・来賓、海洋少年団代表ら参列された方によるテープカットが行われた後、体験乗船が実施されました。市山和男船長の案内で主賓、来賓一行が乗船、その後に海洋少年団ら招待客が続きました。
 世界で初めて海面下2,500mの海底から海底下約7,500mの掘削を実現する櫓を見上げて驚嘆したり、探査機材装置が効率よく配置された研究室を思わせる船内を乗組員の説明を受けながら見学しました。

 「ちきゅう」は来年度から青森・下北半島沖で試験掘削を行い、国際的な掘削計画の中で運用されます。生命の起源や地震発生のメカニズム解明などの成果が期待されるところです。

船前方はヘリポートになっている


乗船見学会セレモニーでは森 喜朗前首相も出席


来賓等によるテープカット
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