アントワープ港 港湾概要

ページ番号1001121  更新日 2022年7月15日 印刷 

組織

Port of Antwerp-Bruges (アントワープ-ブルージュ港湾公社) (旧アントワープ港湾公社)

地図:アントワープ港の場所

これまでアントワープ港は、1997年にアントワープ市より独立した、市が100%出資する独立公共法人であるアントワープ港湾公社が経営を行っていましたが、2022年4月28日より、アントワープ港とゼーブルージュ港の運営が統合され、「アントワープ-ブルージュ港港湾公社(略称: PoAB)」として一体運営を開始しました。PoABは、公法に基づく有限責任会社で、アントワープ市とブルージュ市が唯一の株主となっており、出資割合はアントワープ市が80.2%、ブルージュ市が19.8%です。

港の統合により、2021年実績では、コンテナ取扱個数で全世界12位の港となったほか、完成自動車の取扱台数においては世界最大の港となっています。

 

概要

国際貿易のメインポート

写真:二隻のコンテナ船が着岸しています。
コンテナターミナル

アントワープ港は、スケルト川の河口から65キロメートルに位置する河川港です。同港は欧州を代表する港湾で、コンテナ取扱量はロッテルダムに次ぎ第2位となっており、港内の総取扱貨物量の半数以上をコンテナ貨物が占めています。

欧州内輸送の玄関口

写真:スケルト川とバージ輸送船
スケルト川でのバージ輸送

アントワープ港は、ベルギー国内のみならずドイツ、フランス、スイスなど欧州主要地域と水路、高速道路、鉄道で接続されており、年間約5.2万隻のバージ船が利用するなど、総合的な物流の中継地として機能しています。

欧州コンテナ港として躍進

写真:ドイルガンクドック
ドイルガンクドック

コンテナ施設としては、スケルト川右岸に3ターミナル、同左岸にはドイルガンクドックに2ターミナル(MSC PSA European ターミナル (MPET)、Antwerp Gatewayターミナル(AGT))が存在します。このうち、PSAとMSCのターミナル部門 Terminal Investment Link(TIL)による共同運営のMPETは、年間処理能力900万TEUの欧州最大のターミナルであり、同港のコンテナ貨物の半分以上を取扱っています。AGTは、現在20基の自働レールマウント式ガントリークレーン(ARMG)が稼働していますが、追加で34基を2026年までに導入を予定し、また2025年までに340万TEUへの能力アップを予定しています。さらに、2021年3月にPSA Europaターミナルでは、大型コンテナ船への対応のため、岸壁増深(-16m)工事を3段階に分けて実施することを決定しました。

 

将来計画

アントワープ港では、2011から2025年の長期計画として16億ユーロ(約2,240億円)の投資を計画しています。
このうち主要なものは、ドイルガンクドックターミナルの東部同岸に位置する約1,070haの土地(サフティング開発エリア)を、物流関連用地として開発する計画があげられ、そのほか自動車生産用地や複合輸送に対応した物流施設の開発が計画されています。

さらに、コンテナ貨物のさらなる獲得へ向け、既存施設の改良・最適化・効率化、新ドックの開発による年間処理能力引上げを計画しており(ECA=Extra container capacity Antwerp:2022年夏に最終決定)、2023年から2030年にかけて開発を行う予定です。欧州の資金調達プログラムCEFはこの計画に1,091万ユーロ(約14億円)の資金を提供します。

また、2021年7月に欧州委員会が発表した、2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比で55%削減する計画「Fit for 55」に関して、ゼーブルージュ港や関係団体と水素輸入に関する実現可能調査を行う予定です。2030年までにすべてのコンテナ船、クルーズ船に陸上電力の供給を可能にする必要があることから、陸上電力インフラの拡張に大規模な投資を続けていく方針です。

統計

2021年統計

2020年コンテナ取扱量世界第14位(参考:アルファライナー)

2021年(アントワープ港)

項目

合計(トン)

積(トン)

揚(トン)

一般貨物

11,500,000

-

-

コンテナ

138,400,000

-

-

リキッドバルク

71,245,126

30,751,285

40,493,841

ドライバルク

13,356,619

5,969,398

7,387,220

総取扱貨物量

239,855,769

122,224,224

117,631,545

2021年(PoAB全体)

項目

合計(トン)

積(トン)

揚(トン)

一般貨物

13,200,000

-

-

コンテナ

159,000,000

-

-

リキッドバルク

82,484,719

-

-

ドライバルク

15,100,495

-

-

RoRo

19,200,000

-

-

総取扱貨物量

289,025,684 145,600,000 142,500,000
寄港隻数
14,181隻 393,529,033G/T(グロストン)

コンテナ合計

個数(TEU)
12,020,245(アントワープ港)
 
14,225,702(PoAB)
トン数
138,400,000(アントワープ港)
 
159,000,000(PoAB)

コンテナ積

個数(TEU)
6,329,836 (アントワープ)

コンテナ揚

個数(TEU)
5,690,409 (アントワープ)

名古屋港との交易状況(2021年)

総取扱貨物量
476,077トン

名古屋からアントワープ(単位:F/T(フレートトン))

品種

トン数

シェア

自動車部品

271,671

60.6

完成自動車

128,179

28.6

産業機械

23,130

5.2

その他化学工業品

7,078

1.6

金属くず

2,898

0.6

その他

15,151

3.4

合計

448,107

100.0

コンテナ合計:313,932トン
コンテナ個数:12,824 TEU

アントワープから名古屋(単位:F/T(フレートトン))

品種

トン数 シェア
その他化学工業品

10,655

38.1

衣服・身廻品・はきもの

2,214

7.9

ゴム製品

2,014

7.2

化学薬品

1,617

5.8

石材

1,542

5.5

その他

9,928

35.5

合計

27,970

100.0

コンテナ合計:27,794トン
コンテナ個数:1,166 TEU

名古屋港コンテナ船定期航路(2022年7月現在)

寄港無し

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