フリマントル港 港湾概要

ページ番号1001119  更新日 2022年7月22日 印刷 

組織

地図:フリマントル港の場所

フリマントル・ポーツ社は、西オーストラリア州政府の傘下にある、フリマントル港の港湾管理団体(貿易公社)です。
主な役割としては、航路のメンテナンス、航行管制をはじめ、貨物用及び旅客ターミナルの維持管理、港湾地域内の道路や鉄道などのインフラ整備などがあげられます。その他、アウターハーバー(後述)に設けられているシーバース(Jetty)では一部のバルクターミナルを所有及び運営しています。

概要

写真1
インナーハーバー

フリマントル港は西オーストラリア州の州都パースより南西20キロメートルに立地し、コンテナ貨物、バルク貨物及び雑貨の取り扱いをはじめ、クルーズ船が寄港する総合港湾として機能しています。また、国内における地理的優位性から、豪州に寄港する外航船のファーストポートもしくはラストポートとなりやすく直航便のみならず、トランシップ貨物も多く取り扱っています。


写真2
アウターハーバー

同港の港湾地域は、市街に隣接するインナーハーバー及びインナーハーバーより南方約20キロメートルに位置しキーナナ産業区を背後にもつアウターハーバーより構成されています。
インナーハーバーではコンテナ貨物を中心に、完成自動車、雑貨などを取り扱うほか、クルーズターミナルの整備やウォーターフロント開発などが進められています。一方、アウターハーバーでは主に、穀物、石油、液化石油ガス、アルミナ、石炭、鉄鉱石などを取り扱っており、オーストラリア有数のバルク取扱港となっております。

将来計画

地図:人工島の造成予定地
キーナナふ頭(計画)

インナーハーバーのキャパシティー不足の懸念から、アウターハーバーの1キロメートル沖に、キーナナふ頭(Kwinana Quay)と呼ばれる人工島を造成することが計画され、2032年までに全て開業できるように現在進めています。また、同人工島に、コンテナターミナルや雑貨用ターミナルが整備され、本土とは道路及び鉄道を併設する橋梁によって結ばれる予定です。さらに、2021年に州政府は、この開発の後に、インナーハーバー地区の再開発をする予定であると発表しました。

統計(2020/2021、会計年度7月-6月末)

寄港隻数

寄港隻数
1,523隻

貨物量

 

項目

合計

総取扱貨物量

30,380,959トン

15,925,722 トン

14,455,237トン

コンテナ取扱個数

807,061 TEU

400,607 TEU

406,454 TEU

名古屋港との交易状況(2021年)

総取扱貨物量
 329,384トン

名古屋からフリマントル(単位:F/T(フレートトン))

品種

トン数

シェア%

完成自動車

260,879

90.6

自動車部品

11,463

4.0

産業機械

6,710

2.3

ゴム製品

3,515

1.2

その他輸送用車両

2,603

0.9

その他

2,745

1.0

合計

287,915

100.0

コンテナ合計:287,915トン
(個数)(762 TEU)

フリマントルから名古屋(単位:F/T(フレートトン))

品種 トン数 シェア%

28,456

68.5

非鉄金属

4,500

10.9

動植物性製造飼肥料

3,639

8.8

その他農産品

1,643

4.0

金属鉱

1,218

2.9

その他

2,013

4.9

合計

41,469

100.0

コンテナ合計: 41,469 トン

(個数)(586 TEU)

名古屋港コンテナ船定期航路(2022年7月現在)

寄港無し

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