施設案内 中川運河
- 概要
閘門式の”名古屋版ミニチュアパナマ運河”
中川運河は昭和5年、港と名古屋駅貨物停車場(旧笹島駅)を結ぶ運河として誕生。明治末期以降、港勢拡大に伴い水上交通路の強化が急務となっており、待ち望まれた開通でした。運河は閘門式で、水門で仕切った区画(閘室)の水量調節で昇降させた船を通過させる、いわば“名古屋版ミニチュアパナマ運河”です。中川口と松重に閘門が設置され、船の出入管理(通船業務)と、運河水位の管理(水位調整業務)が行われました。
以来、戦時中を除き輸送量を着実に伸ばし、戦後のピーク時(昭和39年)には、年間7万隻もの船が往来しました。その後、自動車輸送の増加などに伴って通航船舶が年々減少したため、松重閘門は昭和43年に閉鎖され、現在、2対の塔(昭和61年名古屋市指定有形文化財)を中心とした松重閘門公園として活用されているほか、親水緑地などの整備が順次行われています。
また、平成24年10月に名古屋市と共同で策定した中川運河再生計画を、令和5年10月に更新しました。この計画方針に基づき、人々が水辺に近づき、憩うことのできる空間を目指してさまざまな取り組みが進められています。
- 所在地
- 名古屋市
地図
map
関連画像
エリア基本データ
ふ頭名称 | 堀川右岸 | 中川運河 | 一州町 |
---|---|---|---|
臨港地区面積 | 71.7ヘクタール | 49.3ヘクタール | 19.3ヘクタール |
添付ファイル
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
総務部 総務課広報・にぎわい振興室 広報担当
〒455-0033 名古屋市港区港町1番11号
電話:052-654-7839 ファクス:052-654-7990
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。