施設案内 鍋田ふ頭
- 概要
飛島ふ頭と並ぶ名古屋港のコンテナ物流拠点
中国や韓国からの輸入貨物が取扱の中心
鍋田ふ頭は、飛島ふ頭と並ぶコンテナ物流拠点で、3バースが供用しています。
主に中国・韓国航路の船が寄港し、衣服・身廻品・はきものをはじめとする日用品の輸入を多く取り扱っています。また、平成22年以降は、年間コンテナ取扱個数100万個(20フィートコンテナ換算)を誇る国内有数のコンテナターミナルです。
平成9年供用の第1バース(T1)は財団法人名古屋港埠頭公社(現:名古屋港埠頭株式会社)が整備し、平成13年供用の第2バース(T2)は、岸壁は国が、土地は港湾管理者が、背後施設は名古屋港埠頭公社が整備する、いわゆる “新方式”が採用され、どちらも港運9社の共同出資による名古屋ユナイテッドコンテナターミナル株式会社(NUCT)が運営しています。
平成24年4月に供用した第3バース(T3)は、国や港湾管理者が整備した岸壁と背後施設を一体的に貸し付ける“特定埠頭運営事業”を導入し、NUCT社が運営事業の認定を受けたことから、第1、第2バースと合わせて、同社による3バース一体の効率的な運営が実現しました。
また、名古屋港初となる1度に2個のコンテナを運ぶことが出来るガントリークレーンなどもNUCT社が自ら整備し、効率化を図っています。第2と第3バースの岸壁は、直下型地震にも耐えられる耐震強化岸壁として整備されているほか、RTG(ラバータイヤ式ガントリークレーン)の電動化など、災害時や環境にも配慮したターミナルとなっています。
また、令和元年度から遠隔操作RTGの導入が進められており、これまでにT3およびT2の一部で運用が開始されています。
CT運営者
- 名称:名古屋ユナイテッドコンテナターミナル株式会社(NUCT)
- 出資会社:旭運輸株式会社、伊勢湾海運株式会社、株式会社上組、東海協和株式会社、日本通運株式会社、株式会社フジトランスコーポレーション、三井倉庫株式会社、三菱倉庫株式会社、名港海運株式会社
鍋田ふ頭コンテナターミナルの施設概要
岸壁 T1 T2(耐震強化) T3(耐震強化) 供用開始時期 平成9年4月 平成13年4月 平成24年4月 岸壁延長 350メートル 350メートル 285メートル バース水深 14メートル 14メートル 12メートル
- ターミナル面積:549,686平方メートル
- 蔵置能力:6,768GS
ガントリークレーン
岸壁 T1 T2(耐震強化) T3(耐震強化) 基数 3基 3基(耐震) 2基(免震) 到達距離 17列6段 18列6段 17列6段 最大巻揚荷重
57.9トン 58.4トン(2基)、58.6トン(1基) 70.5トン アウトリーチ 48.5m×3 50.0m×3 48.5m×2 形式 ロープトロリー式橋型 耐震ロープトロリー式橋型 免震ロープトロリー式橋型
ツインスプレッダー
トランスファークレーン:ラバータイヤ式ガントリークレーン(RTG)
基数:34基
遠隔操作RTG:17基(給電/小型エンジン)、手動RTG:17基(6基:電池/給電,11基:給電/エンジン)
広大なふ頭内には海に面したゴルフ場も
周囲はサイクリングロードとして整備
CTの西に広がるエリアには、平成12年にオープンした全18ホールの本格的ゴルフ場「名古屋港ゴルフ倶楽部(富浜コース)」があります。ゴルフ場の周囲はサイクリングロードとして整備され、水と緑が融和したレクリエーションの場が提供されています。
ウッドフレンズ名古屋港ゴルフ倶楽部
所在地:弥富市富浜1-4
連絡先:0567-68-6651- 所在地
- 愛知県弥富市
地図
関連画像
20フィートコンテナを2個吊り上げることができるツインスプレッダーを装備したガントリークレーンのコンテナ荷役作業の写真
T3のガントリークレーン。20フィートコンテナを2個つかむことができるツインスプレッダーや免震装置を採用している。
架線から給電を受けるバスバー方式のRTG
エリア基本データ
ふ頭名称 | 鍋田 |
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旧名称 | 西5区 |
臨港地区面積 | 269.0ヘクタール |
埋立完成時期 | 昭和60年1月22日から平成13年3月23日 |
バース水深 | 12メートルから14メートル |
添付ファイル
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