施設案内 飛島ふ頭
- 概要
港内最大のコンテナ物流拠点
東と南に配されたCTが基幹航路を支える
飛島ふ頭は、港内最大のコンテナ物流拠点です。東側と南側にコンテナターミナル(以下、CT)を擁し、北米、欧州などの基幹航路を中心に世界のコンテナ航路と結ばれています。
東側には三つのCT(北から飛島ふ頭北CT、NCB CT、飛島ふ頭南CT)が連なり、岸壁の総延長は2,220mに及びます。
ふ頭中央部には流通機能基地が機能的に集積し、コンテナ貨物の迅速な処理を支えています。
一方、南側はITを活用した高規格CTの形成が図られています。平成17年12月に飛島ふ頭南側CT第1バース(TS2)、平成20年12月に第2バース(TS1)が供用を開始しました。(→飛島ふ頭南側コンテナターミナル)
また、これらのCTのゲート業務の一部を担うため、平成23年には国内初となる「集中管理ゲート」が運用を開始しました。
名古屋港の先進のITシステム
NUTS(Nagoya United Terminal System):名古屋港統一ターミナルシステム
名古屋港内全てのコンテナターミナルを一元管理する、国内でも先進のコンピューターシステムです。本港の港湾運送事業者が開発・運営し、荷役作業の効率化や処理時間の短縮化、物流コスト削減に貢献しています。
飛島ふ頭東側コンテナターミナル施設概要
※現在NCBCT R2岸壁は、水深15mへの増深、耐震強化工事中。
コンテナターミナル 北 NCB 南 岸壁 W90、W91、W92 R1、R2、R3 W93、W94 供用開始時期 昭和59年11月 R1:
令和4年10月
R2:
昭和47年11月
R3:
昭和58年4月
W93:
平成9年4月
W94:
平成3年4月
総面積
(岸壁・エプロン・ヤード)
170,556平方メートル 289,410平方メートル 225,732平方メートル
岸壁
コンテナターミナル 北 NCB 南 岸壁 W90、W91、W92 R1、R2、R3 W93、W94 形式 横桟橋 横桟橋 横桟橋 延長 620メートル 900メートル 700メートル 水深 10メートルから
12メートル
12メートルから
15メートル
15メートル エプロン幅 23メートル 40メートル 40メートル
コンテナヤード
コンテナターミナル 北 NCB 南 岸壁 W90、W91、W92 R1、R2、R3 W93、W94 蔵置能力 2,862GS 5,125GS 4,376GS ガントリークレーン
コンテナターミナル 北 NCB 南 岸壁 W90、W91、W92 R1、R2、R3 W93、W94 基数 3基 6基 6基 到達距離 13列5段(2基)
13列3段(1基)
17列5段(2基)
16列4段(2基)
22列8段(2基)
20列8段(4基)
17列6段(2基)
最大巻揚荷重 49.1トン(2基)
48.0トン(1基)
55.1トン(4基)
83トン(2基)
83.0トン(4基)
56.3トン(2基)
アウトリーチ 37.0m(2基)
36.0m(1基)
48.0m(2基)
44.0m(2基)
61.0m(2基)
56.0m(4基)
48.5m(2基)
形式 ロープトロリー式橋型 ロープトロリー式橋型(4基)
セミロープトロリー式橋型ツインスプレッダー(2基)
ロープトロリー式橋型(2基)
セミロープトロリー式橋型ツインスプレッダ―(4基)
火力発電所リフレッシュ
世界最高水準の最新設備に
飛島ふ頭に立地する、株式会社JERAの西名古屋火力発電所は、従来の石油燃料から、高効率かつCO2発生量の少ないLNG(液化天然ガス)へと燃料を切り替えるためのリフレッシュ工事を平成26年3月から開始し、平成29年9月に1号機が、平成30年3月に2号機が稼働しました。発電所として世界で最も高い熱効率を誇っています。
港内の火力発電所
名称 ふ頭 出力
(千キロワット)
運転開始 燃料 煙突高さ
(メートル)
新名古屋火力発電所 潮見 3,058 平成10年8月 LNG 150・150 知多火力発電所 北浜 3,966 昭和41年2月 LNG 220・200 知多第二火力発電所 北浜 1,708 昭和58年9月 LNG 200 西名古屋火力発電所 飛島 2,376 平成29年9月 LNG 80
- 所在地
- 愛知県飛島村
地図
関連画像
エリア基本データ
ふ頭名称 | 飛島 |
---|---|
旧名称 | 西4区 |
臨港地区面積 | 514.1ヘクタール |
埋立完成時期 | 昭和45年8月19日から平成20年9月19日 |
バース水深 | 10メートルから16メートル |
添付ファイル
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