施設案内 飛島ふ頭南側コンテナターミナル
- 概要
ITを活用した高規格CT
実験的・画期的施策でこれからの名古屋港を先導
年々加速するコンテナ船の大型化とコンテナ貨物の増加に対処するため、高規格で高効率化を目指したコンテナターミナルとして整備されたのが飛島ふ頭南側CTです。
船社・港運・荷主系物流会社からなる10社が共同で民間ターミナル運営会社を設立し、CTの運営はもちろん、ガントリークレーンなど一部の施設整備も自ら行っています。
当CTは、水深16m、総延長750mの耐震強化岸壁、22列対応の超大型ガントリークレーン、奥行500mの広大なコンテナヤードを備え、ITを活用して効率的な運営が行われています。その一つが、世界初となる遠隔自働RTG(ラバータイヤ式ガントリークレーン)の導入です。
遠隔操作室のオペレーターが、モニター映像を確認しながら無人の自働RTGを操作することによって、飛躍的に作業効率が向上しました。
また、ガントリークレーンと荷さばき地との間のコンテナ輸送には、自働制御で往復する自働搬送台車(AGV)を導入し、ガントリークレーンやRTGとの連携によりさらなる荷役作業の効率化が図られています。
CT運営者
- 名称:飛島コンテナ埠頭株式会社(TCB)
- 出資会社:川崎汽船株式会社、株式会社商船三井、日本郵船株式会社、旭運輸株式会社、伊勢湾海運株式会社、株式会社上組、東海協和株式会社、株式会社フジトランスコーポレーション、名港海運株式会社、飛島物流サービス株式会社
飛島ふ頭南側コンテナターミナルの施設概要
岸壁 TS1(耐震強化) TS2(耐震強化) 供用開始時期 平成20年12月 平成17年12月 - 総面積(岸壁・エプロン・ヤード):361,549平方メートル
岸壁
- 形式:横桟橋
- 延長:750メートル
- 水深:16メートル
- エプロン幅:57メートル
コンテナヤード
- 蔵置能力:4,963GS
ガントリークレーン
- 基数:6基(免震)
- 到達距離:22列6段
- 最大巻揚荷重:77.6トン
- アウトリーチ:63.0m
- 形式:ロープトロリー式モノボックス型
トランスファークレーン:ラバータイヤ式ガントリークレーン(RTG)
- 基数:25基
自働搬送台車(AGV)
- 台数:34台
計画岸壁
TS3岸壁(耐震強化)
- 延長:400メートル
- 形式:横桟橋
- 水深:16メートル
- 所在地
- 愛知県飛島村
地図
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関連画像
エリア基本データ
ふ頭名称 | 飛島 |
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旧名称 | 西4区 |
臨港地区面積 | 514.1ヘクタール |
埋立完成時期 | 昭和45年8月19日から平成20年9月19日 |
バース水深 | 10メートルから16メートル |
関連情報
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