施設案内 大江ふ頭

ページ番号1001974  更新日 2023年3月30日 印刷 

写真:大江ふ頭の上空からの写真

概要

輸送機器産業の成長を支えた重量物取扱基地 新型旅客機の主翼が「シーアンドエアー」で米国へ

名古屋港は、戦後、背後地で急速に発展した鉄道車両、航空機、自動車などの輸送機器産業の製品輸出を支えてきましたが、当初は重量物を専門に扱う岸壁がありませんでした。そこで、輸送機器製品輸出のさらなる増大に対応するため、東部の工業地帯に近く、直背後にも機械工場が密集していたこのふ頭に重量物専用の岸壁が整備されました。
現在、その岸壁に面する三菱重工業株式会社大江工場では、米国ボーイング社の旅客機B787の主翼部分の製造が行われています。約30メートルの主翼の輸送には、中部国際空港まで船で運び、米国の組立工場に専用貨物機で空輸する「シーアンドエアー」方式を採用。空港との相乗効果発揮のモデルケースとして注目されています。
なお、大江ふ頭にある2バースのうち1バースは、震災時の緊急物資輸送基地として利用できるよう延長185メートルの耐震強化岸壁となっています。

アジアナンバー1航空宇宙産業クラスター形成特区

港内をはじめ、中部地域には航空宇宙産業が集積していることから、平成23年に愛知と岐阜の区域が国際戦略総合特別区域に指定され、その後、長野、静岡、三重にも区域が拡大されました。今後も、中部地域は、航空宇宙産業のさらなる集積と生産能力の拡充に地域を挙げて取り組み、アメリカのシアトル、フランスのツールーズと肩を並べる航空宇宙産業の世界三大拠点の形成に向け、更なる飛躍を目指します。

名古屋港内における主な指定区域

  • 三菱重工業株式会社大江工場周辺地区
  • 三菱重工業株式会社飛島工場地区
  • 川崎重工業株式会社名古屋第一工場地区
  • 川崎重工業株式会社名古屋第二工場地区
所在地
名古屋市港区

地図

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関連画像

主翼の入ったコンテナを海上輸送する写真
主翼の入ったコンテナを運搬する台船
海上輸送と航空輸送により運ばれるシーアンドエア方式のイラスト
シーアンドエア概略

エリア基本データ

ふ頭名称 大江
旧名称 6号地
臨港地区面積 35.9ヘクタール
埋立完成時期 大正9年7月20日から昭和51年4月26日
バース水深 9メートルから10メートル

大江ふ頭の港内位置図

大江ふ頭公共岸壁のデータです。

大江・昭和・船見ふ頭周辺民間計のデータです。

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